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トッキー
2023.1.29 08:00新刊情報

「本」て贅沢、人生と絵本って似てる!『よしりん御伽草子』発売中!!

今日も公論サポーター・メーリスから
『よしりん御伽草子』
感想ご紹介です!!

 

 

こんばんは。千葉のモグです(^^)/
「よしりん御伽草子」読みました。
よしりん先生の術中にハマり、絶賛ハマり中(笑)
いろいろ感想を語りたいのですが(なんなら1話ずつ語りたい(笑))まずは全体を通して思ったことを(o^^o)

そもそも「本」て贅沢なんだなと思った。
「絵」をとことん堪能できる。デジタルな画面より圧倒的に紙の勝ち!!美しさが全然違う。その、美しく迫力があり味わい深い絵を手に取り、本の重みを感じながらペラッペラッとめくる、この贅沢感。この「めくる」っていう作業も、いい。やはり紙はいいなというのは1番に思ったこと。
あと、私が長年よしりん作品のファンなのは、先生の描く「絵」そのものが好きなんだなとあらためて思った。特に人物の絵(擬人化した動物含む)が好き。なんか、愛情を感じるんですよね。ずっと眺めてられる。

内容に関しては、上手く言えないけど、なんかこう「引っかかり」みたいなものをどの作品にも感じました。んんん?なんだろう?不思議だなー。みたいな。
何かはっきりしたメッセージというよりは、人間のどうしようもなさ、哀しさ、怖さ、理屈では割り切れない、受け入れるしかない運命…みたいなものを全編を通して感じます。

絵本なので圧倒的に言葉が少ない分、解釈の自由度が高い。これって、こういう事?なんていろいろ考えながら読むのがとても楽しい。と言っても、堅苦しく考える必要はなくて、童心に帰っていろいろ思い巡らせられる自由さ、それがたまらない。
それって、なんだか人生そのもののような気がする。生きていれば好むと好まざるとに関わらず、いろんな幸不幸が身の上に降りかかってくる。自分でどうにかできることの方が少ないかもしれなくて、運命は受け入れるしかない。あとはもう、起こった事の意味付けは自分でするしかないし、していい。
人生と絵本って似てるなーなんて思った。

もちろん、よしりん作品だから笑いもしっかり。
かさじぞう、ももたろさんで爆笑しました。(かさじぞうで笑わせるってスゲー(笑))
かぐや姫、ばば汁子守唄、かちかち山、うらしまたろさんでは、ジワる笑いが満載。

今は、毎日手に取って味わっています。
今後、何度も読み返すことでしょう。
素敵な本をありがとうございました。
第二弾、ぜひ!!!

 


 

オーディオ愛好家の間で
アナログレコードが復権してきているように、
「紙の本」が見直されるときは
必ず来ることでしょう。
その時に、アナログの本の魅力を
復活させた作品の一つとして
『よしりん御伽草子』が語られたら
いいなーなんてことを夢想してしまいました。

様々な感性・思考が無限に広がる
『よしりん御伽草子』で、
またとない読書体験をお楽しみください!

トッキー

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